概要(センター長より)

 

消化器内視鏡センター長を拝命致しました、消化器内科部長の石川と申します。私の提案を渡辺正病院長に御理解頂き、平成22年4月消化器内視鏡センターを新規に開設致しましたので御挨拶をさせて頂きます。当院は公立学校共済組合という愛知県、岐阜県、三重県の公立学校の教員を主とした共済組合が母体となった職域病院で、東海中央病院は東海ブロックを担当する全国8つの直営病院のひとつであるとともに、人口13万人の岐阜県各務原市民の生命を守る唯一の総合病院およびその周辺地域を含めた二次救急医療機関としての役割を担っており地域医療にも貢献しております。  

 また消化器センターを開設するにあたり、最新の内視鏡スコープ5本を新たに導入致しました。その内訳は最新の硬度可変式大腸ファイバースコープ4本と最新の内視鏡診断・治療であるEUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺生検)用の専用スコープです。さらにこれらのスコープを導入するにあたり、オリンパス社のVPPというシステムを岐阜県で最初に導入致しました。VPPとは症例単価払いという新しい発想が生んだ保守サービスで、契約対象となる内視鏡システムに対し常に最適な修理・メンテナンスサービスが提供され、施設内において最新の内視鏡システムを常に最適な状態で使用することが可能となりました。医療法施行規制により医療現場が急速に変化する今こそ、経済性、安全性、信頼性というこれからの病院経営に求められる価値あるサービスです。

 

 このセンターを設立する経緯としましては、この病院で消化器内科を受診する患者さまに、平成23年3月の新病院オープンに向けて、他の病院では施行できない専門的治療、高度な最先端の内視鏡診断、治療を行う施設部門として、近隣の開業医の先生方や他の総合病院からも紹介患者を受け入れ、地域連携を更に深める事を目的として開設致しました。開業医の先生方からは、患者さんを御紹介頂き、当院で入院または外来で高度な最先端の診断・治療を行い、その後は患者さんには御紹介頂いた開業医の先生のところに戻って通常の診療をして頂くように努力しております。また当院消化器内科には当科のホームページをご覧になり、沖縄県那覇市やトルコのイスタンブールなどの遠方より来院され、高度な最新の内視鏡治療を受けられる患者さんもいらっしゃいます。

 

 また他の目的として、消化器内視鏡センターは消化器内科を志す若手医師の育成を行う研修施設として、また高度の専門的知識を備えた内視鏡看護を行う内視鏡看護師、更に専門性の高い内視鏡技師を育成しております。

 

 実際には若手医師が毎年当科に入局し、毎年全国の消化器内科志望の医学部の学生さんが当科の病院見学に訪れており、また消化器内視鏡技師も平成22年度に2名が合格し、当院には総勢9名の消化器内視鏡技師の資格をもった看護師が在籍しておりますが、そのなかで当院消化器内視鏡センターには5名の消化器内視鏡技師の資格を持った看護師が配属され、専門的な知識を活かした患者さんに優しい内視鏡看護を実践しております。

 

  さらに平成23年3月には新病院がオープンし、消化器内視鏡センターも現在の2部屋の検査室から4部屋に倍増となり、また内視鏡センター内に待合室、前処置室、専用トイレ、検査後の専用リクライニングシートなど、更に患者さんに配慮した消化器内視鏡センターとして再出発する予定です。 

 

 消化器内科を志す若手医師や内視鏡看護に興味のある看護師を随時募集しておりますので、お問い合わせページより遠慮なく御連絡下さい。

 

消化器内視鏡センター長・消化器内科部長  石川英樹